原因
独学ではじめてカリグラフィーの文字を書こうとした時に、なかなかうまく線を書けない!困惑してしまうことがあります。
それは、インクをつけて紙に書いても、線を書けなかったり、直ぐに書けなくなったりします。
原因はいったい何なのでしょうか?
その原因の多くは、、、
POINT実は、付けたはずのインクがペン先にしっかりとついていないからです。
ペン先の部分のことを「ニブ」と呼びます。
なぜ、インクがつかないのかというと、それは新しいペン先(ニブ)だからです。
POINT新しいペン先には油性のサビ止め塗料がついていて、その油がインクをはじいてしまうためです。
なので、油性の錆止め塗料を取り除いてあげることで、解決できます。
この記事では、新品のニブのサビ止め塗料を取り除くいくつかの方法をご紹介したいと思います⭐︎
解決方法
1.キッチンペーパーで拭き取る
一番簡単で基本的な方法です。乾いたキッチンペーパーで何度かペン先を拭きましょう。拭く時は優しく丁寧に力を入れすぎず拭いてください。この方法ですぐにインクがのる場合も多いです。
2.メガネ拭きで拭く
もしもキッチンペーパーで拭き取ってもインクを弾く場合は、メガネ拭きや窓拭き用クロスを使用してみましょう。私はこの方法で大概のペン先に塗られた塗料を落とすことができます。
3.歯磨き粉や洗剤であらう
少し大掛かりですが、使い古しの歯ブラシを使って歯磨き粉や洗剤で洗います。この方法だと確実に塗料を落とすことができます。なかなかインクが乗らない方は試してください。
4.生の「じゃがいも」に刺す(最強)
えっ?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、生のジャガイモにペン先をさしておくとインクがしっかりとペン先に乗るようになります。
薄切りにした生のジャガイモを用意して15分程、刺しておくだけです。じゃがいもの成分が錆止めをしっかり落としてくれます。
POINTその効果は最強です。ぜひ試してみてください。驚くほど書けるようになります。
ペン先に油が残っていないか確認しましょう
どれかを試してみて、もしペン先につけたインクが、粒状に転がり落ちるようでしたらペン先に、まだ油が残っています。上記の他の方法も試してみましょう。
インクが滑らかな膜のようにペン先を覆っていたら、きっとうまく線を書ける
ペン先を手で触った後、特に手にハンドクリームをつけている場合などは手の油がついてしまうので再度、油を取り除いてください。
紙についた油にも注意
ちなみに手の油が紙につく場合もあります。油がついてしまった部分には正常にインクがのりません。それを防ぐ方法としては書いている紙の下に別の紙を置き、書いている間はその別の紙にしか触れないようにしましょう!
書いた後はしっかりと洗って保管
書いた後のペン先はしっかりと洗い、乾かしましょう。しばらく書かない場合はペンに差し込んだままにせず、密封できる箱に収納してください。長く差し込んだままにしておくとどうしても錆びやすいので注意してくださいね。
丁寧に大切に扱うことで道具は長持ちしてくれ
まとめ
いかがでしたか?ペン先にうまくインクが乗らないと文字を書く練習に集中できませんよね。是非書く前にペン先の状態をチェックして、インクがしっかりとつく状態にしてから練習を始めてみてくださいね。
最後までお読みくださりありがとうございます。
今日も素敵なカリグラフィーライフを^^♫